榛名と飛行機、鉄道。時々ゲーム。

艦これに鉄道、飛行機について書いていきます。艦これ以外のゲームについても書きます。

2023年5月 伯備線撮影紀行 前半

2022年12月14日、JR西日本からとあるニュースリリースが発表されました。

それは381系リバイバル塗装第2弾のお知らせ。

第1弾として国鉄特急色が復刻されたので2022年の5月に撮影紀行を執り行ったが、まさかの2本目、それもJR黎明期に流行ったスーパー特急シリーズのカラーリングである。

幼き頃の憧れであるスーパー特急のカラーリングが蘇るというのだ。行かない理由が無い。

 

という訳でまた撮影紀行の予定立てるか、と考えていた所で前回一緒に行った友人から早速LINEが飛んできた。こんな感じで↓

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※台湾行き云々について→人生初の海外渡航として台湾行きを考えていたがこの撮影紀行の催行で無期限延期となった。ちなみに主目的は彰化の扇形庫と旅客機だったり。

 

そして年が明けて2023年1月。

友人が名古屋に来ていたタイミングで11月に徳島行った時の土産を渡すついでに呑みながら以下の行動方針を決めた。

・前回の失敗分リベンジ

・前回行けていない場所

・移動日含め3日間では足りないので4日間

・施行は前回同様5月

・レール&レンタカーきっぷを使用して岡山駅で車を借りる

 

レール&レンタカーきっぷの予約をしたのは4月29日、この日は近鉄の観光特急「あをによし」がデビュー1周年の日であり、友人から乗車するか誘いを受けていたのでついでに京都駅で予約発券し、行程としては次の通りに決まった。

初日

名古屋→(途中の津駅で友人と合流)→大阪難波→新大阪→岡山市内宿泊

2日目

撮影ポイント巡り→米子市内宿泊

3日目

撮影ポイント巡り→松江市内宿泊

4日目

撮影ポイント巡り→岡山→新大阪→大阪難波→(途中の四日市駅で友人と解散)→名古屋

 

こうして予定が決まり、初日の5月19日。

自宅最寄り駅から普通列車でスタート地点の名古屋駅へ。

 

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名古屋駅からは特急ひのとり65列車に乗車。

6号車最前列の席を確保していたので前面展望を大阪難波まで生憎天候は雨でしたが2時間程楽しみました。

15時丁度に近鉄名古屋駅を発車し、40分程で津駅に到着。ここから友人と合流し大阪難波へ。

 

17時過ぎに大阪難波に到着し、そのまま地下鉄御堂筋線新大阪駅へ。

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新大阪駅からは山陽新幹線に乗車、18時20分発のさくら569号に乗車。

新幹線の中でノンアルレモンサワーを開け、ぬれ煎餅で予祝タイム。(尚この予祝が盛大なフラグとなるとはいざ知らず…)

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新大阪を出発して50分、19時10分に大都会岡山に到着。

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新幹線を見送り、駅レンタカーの営業所へ向かい車をレンタル。3日間の相棒はトヨタ・アクアでした。

営業所で撮影機材と荷物をアクアへ積み込み早速発進。

岡山駅の西口側に車を走らせ、コインパーキングに車を止めて再度岡山駅へ。

岡山駅からは夜飯を求めて瀬戸内海を渡ります。

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快速   マリンライナー 59号 19:42 高     松    8

8番線から帰宅ラッシュで混雑するマリンライナーに乗車していざ高松へ。

 

児島駅までは岡山近郊エリア故に混雑していましたが、児島駅を発車する時には立ち客もいるが空き席もチラホラ見える車内に。

人生2回目の瀬戸大橋を渡って坂出駅を出発し15分程で元・四国の玄関口こと高松駅に到着。

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前年の11月以来2回目の四国上陸、ちなみに同行の友人はこれが初めての四国上陸です。

 

高松駅の改札を出て、歩く事徒歩5分程。

11月に通った道を辿り、着いたのはことでん高松築港駅

そう、ここからことでんに乗って更に移動します。


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琴平線の一宮行きに乗って移動です。

車両は元京王5000系の1100型でした。

そんなレトロな電車に揺られて5分、高松の繁華街・瓦町に着いた後更に店まで5分歩きようやく夜飯です。

 

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「うどん職人 さぬき麺之介」にて釜揚げうどんだったと思いますが本場の讃岐うどんを堪能しました。このお店自体も11月以来久しぶりの訪問でした。

 

讃岐うどんに舌鼓を打った後は瓦町駅に戻って再度ことでんに乗車。

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なんと金刀比羅宮のラッピング電車が来ました。

これはいずれ金刀比羅宮に参拝せねばと思いつつ乗車し高松築港駅へ。

高松築港駅から高松駅へ戻り、香川土産を物色して高松発本州への最終列車となる快速マリンライナー70号に乗車。


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どうせマリンライナーに乗るならばとe5489のチケットレス予約でグリーン席を予約して発券。チケットレスとは(哲学)

 

来た道を戻り、再度瀬戸大橋を渡って児島駅に着いた所、4番線ホームに湘南色115系が夜間滞泊で停まっていました。

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2本いる湘南色115系の中で、児島駅にいたのは岡山電車区のD-26編成でした。

 

高松から約1時間、児島から30分で終点岡山駅に到着。

到着の時に隣の線路を見ると227系による置き換えが決まっている113系がいたので見送り。

編成は113系2000番台統一編成のB-17編成と0'番台のクハと2000番台モハで組成されているB-18編成でした。


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改札を出てコインパーキングに止めていた車を出して本日の宿泊地へ。

宿泊するのは前年もお世話になった快活CLUB・岡山大安寺店。

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鍵付き個室に入り、シャワーを浴びて翌日に備えて就寝(というか仮眠)し5月19日の行程は終了。

 

2日目の5月20日は4時半頃に起床。

出発準備を整えて快活CLUBを出発し朝メシ確保の為セブンイレブンに立ち寄り。

朝メシを調達し、国道180号線を走ること1時間。最初の撮影地に到着。

 

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トリを飾る撮影地は第3高梁川橋梁の南側、押野踏切脇の空き地です。

伯備線内の中では有名撮影地かつ最寄り駅の備中川面駅から徒歩でも来れる距離にあります。f:id:Haruna-Aviation:20231107014658j:image

キャパとしては詰めればそれなりに入る部類ですが、背後は道路なので通行する車に要注意。

また車も3台位(?)はカーブのアウト側付近に止めるスペースもあります。

 

撮影地に到着し、早速この撮影紀行の為に購入したCanonのEF100-400mmをカメラ本体と三脚にセットし撮影に入りました。

 

撮影した列車は撮影順に並べていきます。

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1002M 特急やくも2号 ゆったりやくも色パノクロ編成

F/5.6 1/250 ISO800 100mm

一発目の列車。レンズで動きを追わなかったのでピンぼけしてます。

 

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844M 普通播州赤穂行き 中オカD-09編成+中オカA-10編成

F/8 1/250 ISO800 100mm

これまたレンズで追わずピンぼけ気味。

115系7連は良いですね。

 

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4031M 寝台特急サンライズ出雲

F/8 1/250 ISO800 100mm

サンライズ出雲ケツ打ち。見事に切り位置をミスりました。

 

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841M 普通新見行き 中オカG-02編成

F/6.3 1/250 ISO800 100mm

これまたケツ打ちミスでピンぼけ。

 

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1004M 特急やくも4号 スーパーやくも

F/6.3 1/250 ISO800 100mm

この撮影紀行のお目当てことスーパーやくも色の381系。

あの日見た憧れの姿が目の前に。実車は何倍もカッコよく、限界までシャッターを切ってました。

 

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1001M 特急やくも1号 ゆったりやくも色7連

F/6.3 1/250 ISO800 100mm

この日岡山からのやくも初便。3両増結されて7両での運転でした。

これも若干ピンぼけ。なんでや。

 

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そして第3高梁川橋梁から撤収し、2つ目の撮影地である第2高梁川橋梁の下に到着。

場所としては高梁自動車学校を目的地に設定した方が楽です。

車は河原に止めるなりした方が良いですね。

 

線路脇の傾斜を登るとそれなりに正面から撮れますが、前日の雨も乾ききってない状況で登ることを嫌い、傾斜脇と橋の横から撮影しました。

 

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1006M 特急やくも6号 ゆったりやくも色7連

F/5 1/1000 ISO200 29mm

ここは望遠レンズから広角レンズに換装。

引き気味にシャッターを切るも最後尾までギリギリ入らず。

 

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848M 普通 岡山行き 中オカG-08編成

F/5 1/1000 ISO200 18mm

ちょっと場所を変えてサイドを流し気味に撮るもSSの設定ミスって流し失敗。

 

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3082レ EF64-1033牽引

F/5.6 1/1000 ISO200 55mm

それなりに編成長いのにそれを忘れて引っ張らずに撮影。去年も撮ったでしょうに。

 

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1005M 特急やくも5号 スーパーやくも

F/10 1/250 ISO200 55mm

ガッツリ側面を流し撮影。

スーパー特急にスピード感ある流し撮影は似合いますね。

 


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1008M 特急やくも8号 国鉄特急色

F/10 1/250 ISO200 55mm

スーパーやくも色を撮ってから設定を変えておらず図らずも流し気味に。

アンダーアングルから撮る国鉄特急色も良いですね。

 

国鉄特急色を撮影して機材撤収、ここから国道180号線を北上します。

個人的には途中の県境部に当たる明地峠を越える箇所が霧掛かっていたのが印象深いです。

 

県境を越えて来たのは鳥取県日野郡江府町の「道の駅 奥大山」

ここには食事処も併設されており、丁度昼どきでしたので昼飯を頂きます。

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奥大山味噌ラーメン 980円

地元の奥大山高原みそを使用したラーメン、濃厚なスープがこれまた麺と絡んで美味しかったです。

 

この「道の駅奥大山」ですが、米子自動車道の江府インター降りてすぐの所にあり、尚且つお土産のラインナップも揃っているのでオススメの場所です。リンクはこちら↓

株式会社奥大山ドリーム

 

さて昼飯も食った所で国鉄特急色が向かってきておりますので3つ目の撮影地へ向かって機材展開。

3つ目の撮影地は所謂ネウクロと呼ばれる撮影地ですが複数の撮影ポイントがあります。

この日は一番根雨駅寄りのストレート構図となる場所になります。

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交差点付近にスペースはあるので車を止めることは出来ますが、左折する車の邪魔になるのでなるべく詰めてあげると良いです。

 

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1009M 特急やくも9号 国鉄特急色

F/10 1/250 ISO200 114mm

太陽光が出てねぇ〜〜〜〜

光量不足&ISO値設定ミスですね。

 


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7016M 特急やくも16号 ゆったりやくも色パノクロ編成

F/10 1/250 ISO200 100mm→同設定 263mm

岡山方面も撮れますが、望遠レンズだと画角を調整しないと6連以上はキツいです。

電気釜先頭車がまさに画角調整ミスった例です。

 

国鉄特急色とゆったりパノクロを撮影後、再度道の駅 奥大山へ。

お土産を物色して牛乳を飲んで一服。

道の駅から歩いて5分程の踏切にストレート構図の撮影地があるので撮影。

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1020M 特急やくも20号 スーパーやくも

F/6.3 1/640 ISO200 158mm

ようやく晴れだして順光に。

窓が片面だけ太陽光で反射してます。

 

撮影後、根雨駅北にあるローソン・ポプラまで移動し暫し休憩しつつやくも24号をどこで撮影するか検討した結果、1009Mと7016Mを撮影した場所へリターンして撮影です。

 

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7017M 特急やくも17号 ゆったりやくも色パノクロ編成

F/6.3 1/640 ISO200 148mm

完全に逆光ですが気にしない。


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1024M 特急やくも24号 国鉄特急色

F/6.3 1/800 ISO200 100mm

7016Mの構図リベンジ。何とか望遠レンズで6連を収めました。


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828M ワンマン普通 新見行き 中オカG-06編成

F/6.3 1/800 ISO200 135mm

ピントが迷走しました。

 

828Mを撮影して次はスーパーやくも色を撮る訳ですが、前日の5月19日にWEST EXPRESS銀河が京都から出雲市まで走行しており、復路走行日と重なっていた為、折角ならばとすれ違いの場面を撮る事に。

それまで時間もあったのでネウクロ内でも有名な場所を下見がてら撮影する事に。

訪れたのは上鍛治原踏切の横。

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ここもそれなりスペースはあるので車も止めやすいですが踏切を渡る車に干渉するのとバス停もあるので要注意。

 

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946D ワンマン普通 生山行き

上り列車なので面縦で撮影。

手前の雑草にピントを喰われたか、ボケ気味です。


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1019M 特急やくも19号 ゆったりやくも

立ち位置を何となくで決めたのでもれなく先頭2両しか写らず。

ただ良い下見にはなりましたので根雨駅へ向かいます。

 

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根雨駅に到着して入場券を購入してホームへ行くとそこにはWEST EXPRESS銀河が停車していました。

色々車両側面等を撮影し、約10分経過した頃に列車接近放送が流れ、それからしばらく待っているとスーパーやくも色の381系が登場。

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スーパーやくも色とWEST EXPRESS銀河の交換を撮影し、すぐに発車するWEST EXPRESS銀河を見送ります。

 

見送りをした後は宿泊地である快活CLUB米子店まで向かうのですが、カーナビで目的地設定をした際に地名を確認せず設定した所、米子店ではなく松江店に設定された事に気が付かず…

 


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↑を見て頂ければ分かるのですが、約30分・約30km近く余計に走る事に気が付かず意気揚々と江府インターから米子自動車道へ。

そのまま走った所、途中で下道迂回をする事になり更に渋滞にハマって流石に変だと感じた時には時既に遅し、鳥取県から島根県に入っており米子へ戻るにしても時間掛かるので急遽松江へ向かいました。

快活CLUB松江店に到着し、チェックインした所、松江店にはシャワーの設備が無い事が判明しこれまた急遽銭湯へ。

松江しんじ湖温泉駅の近くにある「ちどり湯」で汗を流し、途中コンビニによって快活CLUBで夜メシです。

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カルボナーラとフライドポテトを夜メシに食って翌日に備えて就寝しました。

 

前半はここまで、後半に続きます。